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「車間距離を空けると渋滞が起きる」のウソ〜サグ部と渋滞

Posted on | 10月 3, 2013 | No Comments

皆さん、渋滞は好きですか?「渋滞が好き」という方はほとんどいないでしょう。渋滞に出くわすと、時間には遅れるし、車の中は暇ですし、理由なくイライラするし、トイレに行きたいし…良いことはありませんね。。。

ちなみに道路での交通渋滞による経済損失は、年間およそ12兆円とも言われています。ただ、何故、渋滞が起きるのかということについて私たちはあまり深く考えません。ここでは、どのようなことが原因で渋滞が起きるのか、少し考えてみたいと思います。

渋滞は、上り坂及びサグ部と呼ばれる下り坂から上り坂にさしかかる部分で6割以上発生しています。サグ部についてはこちらが分かりやすいでしょう。NEXCO東日本 ドライブプラザ サグ部などで起きる「渋滞」の原因とその対策について

ゆるやかな上り坂に車がさしかかると、ドライバーは上り坂だとは気づかず、アクセルの踏み込みはそのままなのでスピードが落ちてきます。ある程度スピードが落ちるとドライバーは再度加速しますが、時すでに遅く、後続車はブレーキを踏み出し、それが後ろの車に波及してさらにブレーキを踏ませ、これが渋滞となります。

ただし、車間距離を十分にとっていれば、前を走る車の減速は後続車にまったく影響を及ぼしません。車間距離が大きくなると、車間距離を含めた1台あたりの専有面積が大きくなり渋滞を引き起こすと一般的には考えられていると思います。

しかし、ドライバーは「意思」を持っています。車間距離が短い状態で前の車にブレーキランプが点灯すれば、衝突を避けようと必要以上にブレーキを踏みます。それが後ろの車にどんどん波及していき、停止時間の増大を招き、結果的に渋滞が起こりやすくなるのです。

一方、車間距離を十分にとっていれば、1台あたりの専有面積は大きくなりますが、余分な加減速がないため、上記のような渋滞は起きづらくなります。「車間距離を空けると渋滞が起きやすい」というのは間違いです。そして、当然のことながら、事故リスクの大幅な削減にもつながります。

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