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自動車に働く自然の力〜摩擦力、遠心力、衝撃力、速度の影響

Posted on | 8月 23, 2017 | No Comments

安全な運転をするためには、走行中、車に働く自然の力とその運転に与える影響について正しい知識を身に付けることが大切です。ここでは、車を運転するうえで知っておきたい「4つの自然の力」をご紹介したいと思います。

①摩擦の力
走行中の車はクラッチを切っても走り続けようとする性質があるため、すぐには止まりません。この車を止めるためには、ブレーキをかけて車輪の回転を止め、タイヤと路面の間の摩擦抵抗を利用します。濡れたアスファルト路面などを走行するときなどは、摩擦抵抗が小さくなり制動距離も長くなります。また、高速運転中に急ブレーキをかけると、車輪がロックし路上を滑るので特に注意が必要です。

②遠心力
自動車がカーブを回ろうとするときには、自動車の重心に遠心力が働き、自動車はカーブの外側に滑り出そうとします。このため、荷物の積み方が悪く、重心の位置が高くなったり、片寄ったりすると、自動車は倒れやすくなります。遠心力の大きさは、カーブの半径が小さいほど大きくなり、速度の2乗に比例して大きくなります。安全にカーブを回るためには、カーブに入る前の直線部分で早めにブレーキをかけ、十分速度を落としておく必要があります。

③衝撃力
交通事故の大きさは、車が衝突したときに相手に与えたり、自分が受けたりする衝撃力に関係します。衝撃力は速度と重量に応じて大きくなり、また、固いものにぶつかるときのように、衝撃の作用が短時間に行われるほど、その力は大きくなります。例えば、時速60kmでコンクリートの壁に衝突した場合は、約14mの高さ(ビルの5階程度)から落ちた場合と同程度の衝撃を受けます。高速運転するときには特に注意して運転するよう心がけましょう。

④速度の影響
制動距離や遠心力などは、いずれも速度の2乗に比例して大きくなります。速度が2倍になれば、制動距離やカーブで車の横滑りや転倒をさせようとする力は、2倍になるのではなく、4倍になりますのでスピードの出しすぎにはくれぐれも注意が必要です。

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